鈴木祐【不老長寿メソッド】要約レビュー

健康
記事内に広告が含まれています。
  • 40歳になり一気に老けた気がする
  • 毎日、鏡で自分を見るのがつらい
  • 年をとっても若々しくいたい

僕は現在41歳で、自分の老いを感じるようになってきました。若いころの写真と比較すると顔には明らかにしわが増えていてけっこうショック。

「若く見られるほうが仕事ができそうに見られる」とか「若々しさは健康と相関する」というデータもあるように、僕は老いには全力で抗うべきだと考えています。

今回紹介するのは、鈴木祐著【不老長寿メソッド】です。

created by Rinker
¥1,485 (2024/12/03 10:58:54時点 Amazon調べ-詳細)

【不老長寿メソッド】には、体とメンタルの老いに全力で抗う方法がたくさん書かれています。内容はすべて科学的根拠に基づくものですし、自分がどうなりたいのかによってたくさんのロードマップも示してくれています。

この記事では【不老長寿メソッド】を要約し、気になったところを解説していきます。

本を読んで得た知識を僕なりにかみ砕いたり、すでに持っている知識と混ぜたりしているので、必ずしも本書と同じ内容ではない場合もあります。

アンチエイジングの本質は「苦痛と回復の往復」

世の中ではいろんなアンチエイジングの方法が出回っていますが、【不老長寿メソッド】によれば、アンチエイジングの本質は「苦痛と回復の往復」だそうです。

僕たちが一番イメージしやすいのは「筋トレ」でしょうか。筋トレを行うと筋肉痛になりますが、休息をとり回復すれば以前よりも筋肉がついているという状態になります。

ただほとんどの人はこの「苦痛と回復のバランスが下手」だと言わざるを得ません。

例えば苦痛が大きすぎるとオーバーワークになったり、メンタルを壊したりし、動けなくなってしまいます。

かと言って苦痛が小さすぎると、ストレスをまったく感じることがなく、人間の本能で運動機能を制限し、機能を節約しようとしてしまいます。その結果、能力が落ちてしまうわけですね。

また回復もしなさすぎだとダメですし、しすぎもダメなわけです。これは感覚的にわかるでしょう。

要するに「苦痛と回復」には適量が存在するのです。だからその適量っていうのを勉強しようぜっていうのが【不老長寿メソッド】の本質でしょう。

インターバル速歩をする

苦痛を与える手段として「運動」は当然考えられることです。【不老長寿メソッド】では「徐々に負荷を上げていこう」という方針で運動をレベル別に紹介してくれています

僕はふだんから運動している人で、ジムで筋トレとかSITとかもやってるのでおそらく運動面で問題はないと思います。ですが「インターバル速歩」という運動が参考になりました。

インターバル速歩は「ゆっくり歩く」と「すばやく歩く」を3分ずつくり返す運動です。朝の散歩でやってみたらけっこういい運動になるんですよ。これは取り入れることができそうです。

応用として「3分歩いて3分走る」でもありですね。これも実際にやってみると30分ずっと走り続けるよりも僕は好きでした(ただ長時間走るのが嫌いなだけですが)。

食事時間を限定する

正しく自分に苦痛を与える手段として「断食」についてもたくさん紹介されています。断食もふだんから取り入れているのですが、まあ意志が弱く、守れないことも多々あります。

意志が弱いこともそうですが、食事時間がバラバラすぎて考えるのがめんどくさいのも原因かなと思っています。そこで「食事時間を限定する」方法がとても参考になりました。

まず「朝食を食べてから6時間後までに1日の食事を終わらせる」という方法が紹介されていました。例えば7時に朝食を食べたら13時までに食事を終え、次の日の7時までは断食をするというものです。

僕の場合は夜運動することが多いので、13時に昼食を食べ終えたら19時までに食事を終わらせると応用できるなと思いました。

「ご飯食べてから6時間以内」っていうのを覚えておくと、楽でいいですよね。6時間っていう数字だけ覚えておきます。

ほうれん草、ブロッコリー、キャベツを食べる

野菜を食べたほうがいいのは誰でもわかると思いますが、その中でもカロリーの質が高いと言われている「ほうれん草」「ブロッコリー」「キャベツ」は積極的に食べたほうがいいとのこと。

ただ僕、ブロッコリー嫌いなんですよね。ということで、フードプロセッサーを買って全部まぜてチョップドサラダにして食べるようにしてみました。それなら嫌いなブロッコリーも食べれるし、けっこう量も食べれるんですよね。

まだこの習慣を始めて3ヶ月くらいしか経ってないので目に見える変化はないですが、昼食はチョップドサラダと何かたんぱく質をとれば十分なことが多いです。

肌のメンテナンスの達人になる

アンチエイジングと言えば真っ先に思い浮かびそうなのが「肌に塗るクリームなど」ですかね。一番大事なのは運動や食事ですが、やっぱりめんどくさいですよね。「外側からのメンテナンス」はお金さえ払えば誰でもできるのでお手軽ですし、多くの人が興味があるポイントだと思います。

肌のケアについてはもう科学的には結論が出ているようで

  • 朝:クレンジング(洗顔など)→保湿→日焼け止め
  • 夜:クレンジング(洗顔など)→保湿→(たまに)レチノール

というのが鉄板だということです。とくに保湿に関しては、とにかく保湿さえできればいいのでムダに高いブランドの化粧水などは必要ないとのこと。

【不老長寿メソッド】には、「肌タイプによってこういうのを買えばいいよ」っていうガイドラインを教えてくれているのでありがたいです。

僕は若干ドライスキンで、最近になって今までなかった「皮膚の剥離」が起きてきましたが、おそらく保湿剤が合ってなかったのと、1%のレチノールを適量以上に使っていたことが原因なのではとわかりました。

敏感肌用のプロダクトに変更と0.3%のレチノールから試したいと思います(現在注文中)。

一週間のSNS断食をする

【不老長寿メソッド】では体のアンチエイジングの話だけでなく、メンタル面でのアンチエイジングの話も書いてあります。

人は老化に対してネガティブなイメージ(エイジズム)があり、それがメンタルによくないそうで、老化に対してはポジティブなイメージを持つほうがいいらしいのです。

そのエイジズムを助長しているのが「SNS」でとくに Instagram がよくないそうです。Instagram の使用は控えたほうがいいと書いてあります。

いろいろなテクニックがありますが、個人的には「定期的に一週間のSNS断食を行う」というワークに興味をもちました。これ絶対効くでしょ…

仕事がらSNSのアカウントは複数持っていますが、現在仕事でがっつり使う Instagram 以外のアプリはスマホに入れてません。これだけでもかなりメンタル楽になってますからね。

タイミング見計らってSNS断食をやりたいな…もし一週間できそうになかったらとりあえず一日だけでもやってみよう。

まとめ

不老長寿メソッド】には、体とメンタルの老いに全力で抗う方法がたくさん書かれています。内容はすべて科学的根拠に基づくものですし、自分がどうなりたいのかによってたくさんのロードマップも示してくれています。

パレオさんの書籍はこのロードマップがありがたいんですよね。知識を知ってもそれをどう実践するかは読者に委ねられることが覆いのですが、このロードマップがあるおかげで実践しやすいです。払ったぶんのお金は確実に取り戻せるでしょう。

created by Rinker
¥1,485 (2024/12/03 10:58:54時点 Amazon調べ-詳細)
タイトルとURLをコピーしました