最近は正しい情報がかなり出回っている気がするのですが,それでもまだプロテインについて間違った知識を信じてしまっている人がたくさんいます。
まずは1回,正しい知識を勉強することで,プロテインについての理解が深まり,誤解は解けていくはず。
今回紹介するのは,藤田聡著【眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話】です。
【眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話】を読むことでたんぱく質の正しい知識が手に入り,効果的にプロテインを摂取でき,ダイエットにも成功しやすくなるはずです。
この記事では【眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話】の内容を要約し,気になったところを解説していきます。
たんぱく質は積極的に摂る
ダイエットの話になると「何を食べないか」を論点に話が進むことが多々あります。
もちろんそれも大事なのでしょうが「何を食べるべきか」も同じくらい大事と言えるでしょう。
人間の心理的にも「食べてはいけない」よりも「これを食べろ」のほうが簡単です。
そこでまずは「積極的にたんぱく質を摂る」ことを心がけたいと思います。
たんぱく質を積極的に摂るべき理由は以下のとおり。
- たんぱく質は食後の満足感を高めてくれる:人間の身体はたんぱく質を摂るとお腹がいっぱいになるようになっているため,たんぱく質をメインに摂ると余計なカロリーを摂らずにすむ。
- たんぱく質は脂肪になりにくい:たんぱく質を摂りすぎても脂肪になりにくく,ほとんどがエネルギーとして消費されるか,余っても身体に排出されてしまう。
- たんぱく質が不足すると太りやすくなる:たんぱく質が不足すると基礎代謝が下がるため,無理にダイエットして一時的に痩せてもリバウンドしやすい。
- たんぱく質は血糖値を上げにくい:糖質に比べ,たんぱく質は食べても血糖値を上げにくい。
- 肌にハリやツヤを生み出す:肌や髪を作る材料はたんぱく質だけ。不足すると肌荒れしたり,髪が細くなったり,爪が割れやすくなる。
現代人は圧倒的にたんぱく質が足りてないそうです。
意識して積極的に摂るようにしないとヤバいです。
1日3回プロテインを飲む
ではどのようにたんぱく質を積極的に摂るかという戦略を具体的に考えていきます。
まず僕の場合,プロテインドリンクを1日3回飲むようにしています。
たんぱく質は1日に「体重の数値×1.6g」必要と言われています。
僕の体重は63kg台なので約100g必要です。
食事だけでこの量を摂るのはなかなか難しいので,プロテインを飲みます。
いま使っているプロテインが1回分17gのたんぱく質が入ってる計算なので,1日3回飲むと51g摂取できます。
これならおそらく1日100gは達成できるのではないかと思います。
ちなみにプロテインを「筋トレをしている人が飲むもの」と誤解している人が多いようですが,筋トレしてなくても,運動してなくても飲んだほうがいいです。
むしろ運動してないなら飲むべきですね。
プロテインで太るというのも誤解ですね。
たんぱく質は糖質と脂質に比べると圧倒的に太りにくいので。
疲れたらたんぱく質を摂る
疲れたら甘いものを摂りたくなりますが,あれはよくありません。
一時的に回復した気分にはなりますが,血糖値が急激に上がるので時間が経てば元通りになり,むしろ甘いものを摂る前よりも疲れたりします。
そこで疲れたらたんぱく質を豊富に含むものを食べるようにします。
実はたんぱく質は疲労を回復させる働きがあります。
とくに寝る前に摂ると,寝ている間にたんぱく質がアミノ酸に分解され,血中のアミノ酸濃度が高くなり,疲れがとれると言われています。
なので疲れたときや疲れる前のおやつの時間などには,チーズやヨーグルトなどたんぱく質を多く含むものを食べたほうがいいわけです。
僕はオイコスのヨーグルトにプロテインを混ぜて食べたりしています。
たんぱく質も豊富だし美味しいので最高です。
豆腐の味噌汁を飲む
たんぱく質には「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」があり,バランスよく摂ることが推奨されています。
でも僕の場合,どうしても「植物性たんぱく質」が不足しがちなんですよね。
植物性たんぱく質は,大豆や大豆製品に多く含まれているということで,それなら「豆腐の味噌汁」を飲めば解決です。
豆腐も味噌もどちらも大豆です。
低カロリーだし,アミノ酸もバランスよく入っています。
しかも筋肉の合成を促すロイシンというアミノ酸も豊富らしいので,こちらも積極的に摂りたいですね。
さいわい,豆腐の味噌汁はけっこう好きなので,食べれるチャンスがあるときは積極的に摂りたいです。
まとめ
ダイエットするときにはどうしても「お菓子を食べてはいけない」など「食べてはいけないおの」に注視しがちですが,そうするとストレスもかかり,長続きしません。
ダイエットはイベントではなく習慣にするべきなので,継続できることは最優先事項です。
それなら禁止事項を作るよりも「たんぱく質を積極的に摂る」というルールだけ設定して,それを守っていれば自然と痩せていくはずです。
現代人はたんぱく質が足りてないと言われています。
意識して摂るようにしましょう。