土田隆【眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話】要約レビュー

健康
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  • ダイエットが上手くいったことがない
  • そもそもなぜ太るのかがわかってないかもしれない
  • 正しい体脂肪の知識が知りたい

「ダイエットをしたい」という願望をもう少し具体的に表現してみると「多すぎる体脂肪を落としたい」だと思います。

「体脂肪を落とす」という目的があれば,それに適切な行動をとることができます。

ということは体脂肪についての最低限の知識はあったほうがいいはず。

体脂肪の知識が何もなくダイエットしようとしている人は,地図がないのに目的地に行こうとしているようなもの。

体脂肪のプロになる必要はないですが,最低限の原理原則は知っておきたいところ

そんな体脂肪についての原理原則を教えてくれるのが,土田隆著【眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話】です。

【眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話】は体脂肪の正しい知識とその働きを解説しつつ,ダイエットに必要な食事方法や運動のやり方を解説してくれています

この記事では【眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話】の内容を要約し,気になった部分を解説していきます。

筋トレをする

人間が消費するエネルギーは大きく分けて以下の3つがあります。

  • 基礎代謝
  • 食事誘導性代謝
  • 生活活動代謝

このうち「基礎代謝」は全体の60%を占めるようで,効率的に体脂肪を落としたいのであれば,基礎代謝を高めるのが良さそうです。

筋肉1kgあたり1日13kcal,脂肪は4.5kcalと,筋肉は脂肪の3倍はエネルギーを消費します。

ということは,筋肉量を増やすというのは基礎代謝を上げることにつながります

当然,筋肉がつけば身体も締まりますし,いいことづくし。

お金の節約をするとき,毎日の食費を節約するよりも,固定費を見直したほうがいいってよく言われますよね。

いったん固定費を見直せば意識せずともお金を節約できるからです。

それと同じで,いったん筋肉をつけてしまえばそのあとの筋肉ボーナスは続くわけです。

筋肉をつけるための筋トレはマストですね。

豚肉・チーズ・牛乳を摂取する

体脂肪を減らすためには「ビタミン」も重要と書かれていました。

ビタミンは体内に取り込まれた栄養を分解して合成する働きがあり,栄養素が効率よく働けるようにポートしてくれます。

ビタミンが不足すると,取り込んだ栄養が役に立たずに排出されてしまうこともあるので効率がよくないんですね。

とくにその中で「ビタミンB2」は糖質や脂質,タンパク質の代謝を促してくれるので,積極的に摂取したいところ。

そのビタミンB2を多く含む食品がチーズや牛乳などの乳製品,そして豚肉です。

最近チーズや牛乳はカロリーが多いので避けていたのですが,食べ過ぎないように摂取していこうと思います。

ちなみにビタミンB2をサプリメントで摂取するのはあまりおすすめしません。

そのあたりは【服用危険 飲むと寿命が縮む薬・サプリ】に書かれていますので読んでみてください。

赤身肉や鶏胸肉を食べる

牛の赤身肉(肩肉・モモ肉)や鶏胸肉は「高たんぱく・低脂質」なので積極的に食べていきたいところ。

そのうえ赤身肉には「L-カルニチン」も多く含まれています。

L-カルニチンとは脂質の代謝を促し,脂肪がつきにくくしてくれる栄養素

これは食べるべきですね。

ちなみに肉の部位で脂質が多い順に,①バラ肉②ロース③ヒレ肉,だそうです。

マグロを食べる

青魚にはEPAやDHAが多く含まれています。

EPAやDHAも体脂肪の増加を抑制してくれる効果があるらしく,積極的に摂取したいところ。

でも僕,青魚苦手なんですよね…

サバはギリいけるのですが,積極的に食べれるかどうかと言われたら微妙です。

青魚が苦手な僕は,EPAやDHAの恩恵は受けられないのかと落ち込んでいたら,どうやらクロマグロ(本マグロ)にも豊富に含まれているらしいです。

これなら僕も食べれるので,回転寿司に行ったらとりあえずトロを頼んでみます

(回転寿司のマグロがクロマグロかどうかはわかりませんが…)

階段を見つけたら積極的に使う

運動もやはり体脂肪を落とすのに効果的です。

運動の消費エネルギーはそこまで多くないですが,まったくしないよりはやったほうがいいことは明らかです。

また運動には体脂肪を落とす以上のメリットがたくさんあります。

ここで重要なのは「継続できるか」ということ。

いきなりジムで激しい筋トレをしようとしても,つらくなって続かなければ意味がありません。

それなら毎日継続できる運動を考えるべきでしょう。

僕はふだん運動しているのでこれはクリアしているのですが,運動が習慣になっていない人は日常生活に運動量を増やす工夫をするといいでしょう。

それこそ散歩はめちゃくちゃいいと思いますし,僕は階段とエスカレータがあれば,階段を積極的に選ぶようにしています

階段は1段上がるごとに寿命が伸びるとも言われていますし,エスカレータで運んでもらうよりはエネルギーは消費するはずです。

こうやって日常生活でいかに消費エネルギーを増やすかという工夫なら毎日続けられるはずです。

プロテインを飲む

筋トレをしているとプロテインを飲みますよね。

プロテインはタンパク質であり,現代人はタンパク質が不足しているので,筋トレをしていない人でも飲んだほうがいいと言われています。

またタンパク質は体内でアミノ酸に分解されます。

このアミノ酸が中性脂肪を燃やしてくれる酵素リパーゼを活性化してくれます。

なので体脂肪を減らしたいのであれば,プロテインも飲むべきだと思います。

【眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話】の中では「アミノ酸を摂取しよう」と書かれていたのですが,プロテインを飲めば同時にアミノ酸も摂取することになるので「プロテインでよくない?」とは思いました。

もちろんお金に余裕がある人はアミノ酸でもいいと思います。

トンカツは衣を半分はがして食べる

【眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話】の中で個人的なパワーワードは「揚げ物は脂をディップして食べているようなもの」という一文でした。

そこまでなのか…と思い,ちょっと揚げ物は控えるようになりました。

でも揚げ物って美味いですもんね。

あの魔力からは逃げられません。

でも減らすことはできるので,例えば,トンカツを食べるときに衣半分だけ剥がせばいいと書かれていました。

半分だけなら揚げ物のサクサクは味わえるし,衣半分の脂質はおさえられます。

ちょっともったいない気もしますが,自分の身体のことを最優先に考えたら仕方がないかなと思います。

まとめ

体脂肪は人間の身体にとっては必要不可欠なものですが,大きすぎたら害が出てきます。

ということはコントロールすることが大事で,それは日々の努力や意識の心がけだったりします。

それなら体脂肪の知識を覚えるなら,日々どういう生活をすればいいのかを考え,それを実行していくことが重要だと思い,そういう形でこの記事を書いてみました。

皆さんのお役に立てば幸いです。

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