メンタリストDaiGo【収入の9割はマネースクリプトで決まる】要約レビュー

お金
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  • 同じような経歴でもライバルと収入の格差があるのはなぜか?
  • 必死に倹約しているけど,なぜかお金が貯まらない。
  • 真面目に働けば,あとからお金はついてくるはずなのに…

日々を誠実に過ごしているけどお金がない,ライバルは自分よりも浪費しているように見えるし働く時間も少ないのになぜか自分よりもお金を持っている。

こんな経験をしたことがありませんか?

ライバルと自分は何が違うのでしょうか。

真面目に働いて節約していればお金は貯まるものではないのでしょうか。

そんな疑問に答えてくれるのが,メンタリストDaiGo著【収入の9割はマネースクリプトで決まる】です。

お金に対する思い込みや考え方のことを「マネースクリプト」と言うそうです。

そして,このマネースクリプトによって,同じような経歴でも収入に格差が出てしまいます。

今よりも収入を増やしたければ,自分のマネースクリプトを金持ち体質のマネースクリプトに書き換える必要があるようです。

この記事では【収入の9割はマネースクリプトで決まる】を要約し,気になった部分を解説していきます。

本を読んで得た知識を僕なりにかみ砕いたり,すでに持っている知識と混ぜたりしているので,必ずしも本書と同じ内容ではない場合もあります。

管理人は「金銭警戒」の傾向がやや強いらしい

マネースクリプトを金持ち体質のものに書き換えるためには,まず自分のマネースクリプトを知る必要があります。

【収入の9割はマネースクリプトで決まる】の中に診断テストがあるのでぜひやってみてください。

僕がマネースクリプトの診断テストをやった結果が以下のとおり。

  • 金銭忌避(お金は汚いもの):14点(9〜18点が正常)
  • 金銭崇拝(お金があれば自由になれる):19点(15〜38点が正常)
  • 金銭地位(お金こそが人間の地位を表している):12点(8〜24点が正常)
  • 金銭警戒(お金を使うことを警戒する):31点(17〜24が正常)

4つのうち,金銭警戒の点数がちょっとだけ高かったです。

このタイプはお金を使うことへの恐怖心が勝ってしまい,本当に必要な出費も抑えてしまいがち。

他の3つは正常値の範囲内だったので,僕はこの金銭警戒を弱めていく行動をとる必要があるわけです。

金銭警戒がやや高い人が持っているマネースクリプトでとくに重要なのが以下のものだそうです。

  • 少ないお金で生活することが正義だ(裕福さ回避)
  • お金は貯めるべきであり使ってはいけない(過少支出)
  • いくらお金があっても安心できない(過少支出)
  • お金がかかることはやらない(過少支出)

これを見て「当てはまらない」と思う反面,「そういえば最近お金を使いすぎてたから節約しようと思ってたからこういう結果になったのかな」と思いました。

実際,マネースクリプトの診断はやる時期によってけっこう変わったりするそうです。

ただ今は金銭警戒がやや強いということは認めないといけませんよね。

なので自分ができそうなことをピックアップしました。

本当に必要なものかどうかを見極める

確かに最近クレジットカードの請求がすごくて,テンションが下がっていました。

しかも買ったんだけど,結局あまり使わなかったみたいなこともけっこうあったので,よく考えてものを買おうと思っていたところなのです。

これがマネースクリプトの診断テストに反映されている気がします。

個人的に過度な倹約をしているつもりはないのですが,本当に必要なものを見逃している可能性はあります。

とりあえず買おうと思ったものはショッピングカートに入れておいて,1日寝かしてみるといいかもしれませんね

冷静になってこれが本当に必要かどうか判断しやすいと思います。

ちなみに余談ですが,消耗品のストックをやめようと決めたところでした。

ストックを大量に買うと,保管スペースが必要だし,単価は安いのですが結局払うお金は高くなってしまいます。

またストックがあるときに,新しい機能の製品が出たりすることもあるので,ストックは買わず,なくなったら買うくらいの生活をしようかと考えています。

時間ドル思考を身につける

「時間ドル思考」とは時間をお金に換算する考え方のことです。

例えば1円でも安いものを買うために遠いスーパーに行ったりする人は「時間ドル思考」ができていません。

おそらくほとんどの人の時給は800円以上だと思うのですが,1時間かけて遠いスーパーに行ってしまうと800円損しているということになります

「時間ドル思考」も僕はわりとあるほうだと思ってるんですけどね…もうちょっと徹底しないとダメですか?

例えば,トイレットペーパーや洗剤などの消耗品って,Amazon はちょっと割高なんですよね。

どうしても近くのドラッグストアのほうが安いです。

ただ近くても出かけるのは面倒なので,この買い物をやめて Amazon とかで消耗品も買えばいいのかな…

とりあえず僕は時給7,000円で考えるようにしていて,買い物にかかるのは30分くらいなのでそこで3,500円発生していると考えることができます。

Amazon の消耗品がドラッグストアよりも3,500円以内で高いのであれば Amazon で買うことのほうがお得と考えるべきなのでしょうか?

それとも30分くらいなら散歩がてらと割り切って買い物をするほうがいいのでしょうか。

うーん,悩ましいところですね。

将来起こるかもしれないネガティブなことの対策を考えておく

未来への不安って漠然とあるのですが,未来をポジティブに考えるよりも,最悪な状況を想定し,具体的に対策することで,未来への不安は軽減されるそうです

具体的な行動としては,日々の生活を計算し,何年くらい働かなくても生きていきたいかを考え,貯金する上限を決めるというのがありました。

これは【JUST KEEP BUYING】の記事でも書きましたが,1ヶ月生活費はすでに計算しています。

僕だったら2年間くらい無収入でも生きていけるくらいの蓄えは欲しいかなと思っています。

何が起こるかわからないので1ヶ月の生活費を2割り増しくらいで見積もって,その24倍した金額を最終目標に貯めればいいってことですね。

不思議と目標金額が決まれば頑張れそうです。

まとめ

お金についての考えっておそらく子どものころから染みついているのだと思います。

僕も子どものころから自分で働き始めるまで,けっして裕福ではなく自由に使えるお金は周りの友達よりも少なかったです。

それが金銭警戒の傾向がやや強いという結果に繋がっているのでしょう。

いまだに投資ではなく「郵便局に貯金するのが正義」と思っている人がいるのは,子どものころに親や祖父母から言われてきたからでしょう。

ただ今は昔とはすでにゲームチェンジしています

ルールが違うのです。

お金は汚いものではない,だけどお金持ちが地位があるわけでもない。

無駄遣いはダメだけど,使うべきときには使わないといけない。

お金はあくまでの自由へのチケット。

このようにお金についてバランスよく考えることができることが重要なんですね。

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