メンタリストDaiGo【君の人生に勇気はいらない】要約レビュー

心理学
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  • メンタリストDaiGoさんのDラボやYouTubeが好きでよく見ている。
  • すごく勉強になるけど、具体的にどうやって使うのかがわからない。
  • 自分の人生で、どのように使うことができるのかを教えて欲しい。

僕もメンタリストDaiGoさんのおかげで読書が好きになり、人生が変わった人です。

Dラボ会員でもあるので、いろんな知識が手に入っていますが、多すぎて使い切れないというのも事実。

たくさん知識が入ると自分が成長した気分になり、万能感が出てきますが、知識はうまく使わないと結局意味がありません。

正直なところ、知識があるよりもその使いどころがわかるセンスだと思ったりするのですが、Dラボ会員の皆さんもそのあたりが知りたいところなのではないでしょうか。

今回紹介するのは、メンタリストDaiGo著【君の人生に勇気はいらない】です。

【君の人生に勇気はいらない】は、【嫌われる勇気】のようにメンターと青年が対話をしながら話が進んでいくストーリー形式の本です。

人生を変えたいとなんとなく考えている青年を導く形でDラボの知識が披露されていくので、どんなシーンで、何を使うべきなのかということが凝縮された本となっています。

この記事では、【君の人生に勇気はいらない】を要約し、気になったところを解説していきます。

本を読んで得た知識を僕なりにかみ砕いたり,すでに持っている知識と混ぜたりしているので,必ずしも本書と同じ内容ではない場合もあります。

一般常識を疑う

「頭がいい」とはどういうことだと思いますか?

「学校の成績がいいことが頭がいいことではない」という認識はけっこう広まってきたと思うのですが、結局頭がいいってどういうことなのかはわかってませんでした。

どうやら頭がいいの定義は以下のとおりだそうです。

  • 類似性:違うものから共通点を見つけ出す能力
  • 一般常識への理解:ありふれたものに対してよく考える能力
  • セレンディピティ(ひらめき):大量の情報から違う意味を見いだす能力

この中からまず自分ができそうなことは「一般常識への理解」かなと思いました。

簡単に言うと常識を疑う、DaiGoさんがいつもやってることですね。

例えば、昔はお金を貯金するのが常識とされてきましたが、今では証券口座に入れておくのがいいとはっきりわかっています。

でも昔の常識にとらわれていると、いつまでの銀行に預けておいてしまいます。

仕事は週5日で1日8時間というのも常識ですが、科学的にはこれは生産性が悪いとされています。

この自分で無意識にしたがっている常識に気づき、破壊できるものは破壊していかないと、新しい活路が見いだせないこともあるのでは、と思っています。

週休3日を目指す

多くの人は、長時間働けば働くほど成果が出ると勘違いしています。

僕もそうやって勘違いしていて、ガムシャラに働いていた時期がありましたね。

ただ実際は長時間働けば働くほど、認知機能が下がるので成果は出なくなるようです。

労働時間は週に30時間程度、長くても35時間くらいまでが適切なのだとか。

週5日働くとすれば、1日6〜7時間、8時間働いている現在は働きすぎということになります。

もし1日8時間働きたければ、週4日労働でいいわけです。

僕は個人的にはそっちのほうが好みだな。

週4日労働、週休3日を目指していきたい。

非機能的行動をやめる

非機能的行動とは、自分にとって役に立たない行動のことです。

意味をもたない行動、矛盾している行動、今やらなくてもいい行動、なんだったらやらないほうがいい行動、この当たりが非機能的行動です。

【君の人生に勇気はいらない】に出てきた具体的な非機能的行動は以下のようなもの。

  • 大事な仕事があるのに、なぜかやらなくてもいいことに時間を使ってしまって、残業をしてしまう
  • プレゼンの資料はA4用紙1枚にまとめてくれたほうが読むほうも楽なのに、何ページもある資料作りに一生懸命になってしまう
  • 早く寝たほうがいいのに、ダラダラとスマホを見て夜更かししてしまう
  • ダイエットしようと考えていたのに、ポテトチップスを買ってしまい、夜中に食べ始めてしまったりしてしまう

まあ…なんかあるあるですよね。

耳が痛いです。

これらの非機能的行動を起こしてしまうのは、目先のストレスを回避するために短絡的な行動をとり、長期的なメリットに目が向いていないケースが多いそうです。

これを改善するためには、非機能的行動には「長期的なメリットがない」と認識することが必要なのです。

そのためのワークは【君の人生に勇気はいらない】の中にあるので、それは読んでいただきたいのですが、僕も意味がわからない時間帯の間食はやめたいな…

まとめ

【君の人生に勇気はいらない】は、【嫌われる勇気】のようにメンターと青年が対話をしながら話が進んでいくストーリー形式の本です。

人生を変えたいとなんとなく考えている青年を導く形でDラボの知識が披露されていくので、どんなシーンで、何を使うべきなということが凝縮された本となっています。

知識というのは「マイナスの状態からゼロの状態へ」「ゼロの状態からプラスの状態へ」「プラスの状態からもっとプラスの状態へ」と、それぞれ違うと思います。

【君の人生に勇気はいらない】を読むと、マイナスの状態からちょっとプラスの状態に移行できる知識の集合だと思いました。

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