メンタリストDaiGo【超習慣術】要約レビュー

心理学
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  • よい習慣を身につけたい。
  • 習慣形成したけど飽きてきた。
  • 習慣形成に失敗してばっかり。

人生を変えるために、ランニングを始めてみたり、筋トレを始めてみたりしてたのですが、結局三日坊主で続かないということが何十年もありました。

ずっと「自分って意志が弱いな」って思ってたのですが、実はそうじゃなく、習慣形成は技術だということを知ったのは割と最近。

習慣って努力と根性だと思っていたのですが、全然すじゃないんですね。

今回紹介するのはメンタリストDaiGo著【超習慣術】です。

【超習慣術】は、習慣を形成する基本、継続する方法や飽きたらどうするのかなど、習慣化にかんするあらゆる疑問に答えてくれています。

とりあえずこの本を読んで、テクニックをひとつずつ使っていったら、たいていのことはできてしまうのではないでしょうか。

この記事では【超習慣術】を要約し、気になったところを解説していきます。

本を読んで得た知識を僕なりにかみ砕いたり、すでに持っている知識と混ぜたりしているので、必ずしも本書と同じ内容ではない場合もあります。

週に4日、8週間は続ける

習慣を形成するためには「21日」とか「66日」とか、いろいろな情報が出回っていますが、これは形成する習慣によって変わってきます。

簡単な習慣なら21日でもOKですが、難しい習慣なら半年以上かかったりもします。

だから習慣形成までの日数って考えても意味がないと思うのですが、それでも目標がないと頑張れないのも事実。

なのでどんな習慣でも「週に4日、8週間」というのをガイドラインにすればいいと思います。

これは

  • 週に3日以下のグループと週に4日以上のグループでは結果が明らかに違う
  • 6週目に「中だるみ」が起こりやすいので、そこを乗り越えよう

という知見から得られた数字です。

習慣形成するときにはまず何も考えずに「週に4日、8週間」でいいと思います。

週に4日できるくらい小さく始める

「週に4日以上行動する」ってやってみるとけっこう難しいんです。

例えば運動を習慣にしようとしたとき、ジムに週4日行くのが大事なのですが、週4日いけます?

おそらくほとんどの人が挫折すると思います。

なので、これは週4日やっても苦にならないくらい「小さく始める」ことが大事です。

運動を習慣にしようとするならば、ジムに行くのではなく、自宅で腕立て伏せ1回から始めます。

腕立て伏せ1回くらいなら週に4回と言わず、毎日できると思いますので、そこから運動習慣に発展させるのです。

「腕立て伏せ1回とか意味ないやろ」と思うかも知れませんが、「習慣を身に付けること」と「習慣を維持すること」と「それにより体が鍛えられるか」とか、すべて分けて考えなければいけません。

もちろん10年間ずっと腕立て伏せ1回なら肉体に変化は起こらないでしょう。

だから最初は腕立て伏せ1回から始め、慣れてきたら2回、3回と増やしていき、いずれジムに行けるようになるのです。

目標や行動を忘れないことが大事

習慣形成をしようと思ったとき、何かしら目標や行動があると思います。

例えば、「体重を5kg減らしたい」という目標があり、それを叶えるために「腕立て伏せを毎日1回する」という行動があります。

また「タバコを吸いたくなったらガムを噛む」というように、悪い習慣を直したいときにするべき行動を自分で決めたとします。

この目標や行動って、かなりの確率で忘れます。

僕も今まで新年の目標を立てて1年間過ごそうと思ったりしてましたが、1ヶ月たったら忘れていて、結局行動していないことなんてたくさんありました。

「忘れるわけない」と考えている人も多いかもしれませんが、人間の記憶力って当てにならないので、定期的に目標や行動を思い出す工夫が必要なんです。

シンプルに紙に書いて貼っておくとか、スマホの待ち受け画面に設定しておくとか、馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、こういう工夫がけっこう効くみたいです。

「失敗して当たり前」と考えておく

いくら習慣形成に関するテクニックを使っても、失敗することもあります。

僕も何度も失敗していました。

ここで完璧主義の人は挫折をしてしまうのですが、「失敗は絶対する」と考えておいてください。

大事なのは、失敗したときに「じゃあどうしようかな」と考えることです。

僕の経験上、習慣形成が失敗した原因1位は「やることが多すぎる」でした。

例えば「運動も習慣にしたいし、読書もしたい、早起きもしたい」みたいな欲張りと焦りの感情があるときはほとんど失敗していましたね。

そのときに「なんで失敗したんだろう。もしかしたらやること多すぎかな」と何かしら次に進むために思考ができるかが大事です。

最初は自分の失敗と向き合うのが怖いのですが、慣れてくると「じゃあもっとレベル下げるか」と工夫が楽しくなってきます。

退屈を感じたらアレンジする

【超習慣術】に書いてあるテクニックを愚直に使っていくと、習慣形成が上手くなります。

で、習慣形成ができるようになってくると、あらたな問題が出てきます。

慣れてきて、飽きてくるんです。

これは「習慣の二重法則」と呼ばれていて、習慣は身につけば身につくほど、それを行うことの感動がなくなり、挫折しやすくなってしまいます。

習慣と退屈は表裏一体の関係なのです。

その退屈を乗り越えるための工夫が「アレンジ」です。

何かを練習して慣れてくると上達しなくなるので、そのときに練習に変化を加えるのと同じです。

具体的には「もっと楽にできる方法はないかなと考える」のがオススメと書かれています。

例えば運動が飽きてきたら「同じ強度でもっと時短できないかな」とか考えるのです。

このように工夫、アレンジを心がけていると、楽しくなり、習慣が途切れなくなるし、自分の能力も上がっていくのです。

まとめ

超習慣術】は、習慣を形成する基本、継続する方法や飽きたらどうするのかなど、習慣化にかんするあらゆる疑問に答えてくれています。

習慣形成の技術を習得したら、たいていのことは習慣にすることができます。

そうなると収入も上がったし、時間も増えました。

すでに技術としてある程度確立しているものなので、早めに覚えてしまい、人生に活かしてみてください。

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