近藤麻理恵【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】要約レビュー

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  • こんまりさんの本を読んで捨てるを終わらせたけど,そのあとどうすればいいの?
  • 残したモノは結局どうやって管理すればいいのかわからない。
  • 収納のテクニックが知りたい!

今回紹介するのは近藤麻理恵著【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】です。

【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】は前著【人生がときめく片づけの魔法 改訂版】の続編です。

前著が「まずは捨てる」を終わらせるために書かれているのに対し【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】は「ときめかないモノを手放したあと,理想のおうちやときめく暮らしをどうやって実現するか」をテーマに書かれています

前著と合わせて読むことで,片づけを完璧に終わらせることができると思いますので,合わせて読んでみてください。

この記事では【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】を要約し,気になったところを解説していきます。

本を読んで得た知識を僕なりにかみ砕いたり,すでに持っている知識と混ぜたりしているので,必ずしも本書と同じ内容ではない場合もあります。

備え付けの収納から使っていく

前著【人生がときめく片づけの魔法 改訂版】でも書かれていたことですが,収納は極限までシンプルにします。

具体的な方針の一つとして「備え付けの収納から使っていく」ことを目指します。

例えば,キッチンのコンロ下やシンク下,洗面所の収納,押し入れなど,すでにその家に備え付けてある収納をフル活用することが推奨されています

これにより,新たに収納を買う必要が少なくなり,家がスッキリします。

やってみるとわかりますが,家がスッキリしない原因は,モノの多さもそうなのですが,買い足した収納家具の多さが一番の原因だったりします

モノを捨てていくと,今までに購入した収納家具や収納アイテムも必要なくなり,手放すことになります。

これが一番効きます。

どうしても備え付けの収納では無理となったら,そのときに初めて収納家具を買えばいいのです。

収納家具って,手放すのが面倒くさいので,今後買うのを躊躇するようになります。

収納を買うくらいならモノを捨てようとなりますので,これ以上部屋が散らかることはなくなるでしょうね。

紙袋やビニール袋にモノを入れない

以前,家の片づけをしていたとき,大量の紙袋が発見されました。

妻がためこんでいたものですが,これらの大量の紙袋は,大きな紙袋に収納されていたのです。

自分の視界に入らないとモノの存在は認識できないので,ここまで大量の紙袋が家にあったことに驚きました。

まさに「臭いものには蓋をする」です。

紙袋やビニール袋,段ボールなどに収納すると無駄にため込んでしまいます

とくに紙袋はその中のモノの存在感を消す効果が高いと感じています。

紙袋に何かをしまっておくのはナシですね。

引き出物はまず箱から出す

結婚式の引き出物って,もらってから箱のまましまいがち。

そんな引き出物たちは,どうどうと使うか,処分するか,決めましょう。

しまっておくのが一番もったいないです。

うちは引き出物でもらったお皿とかコップとかけっこう使いましたよ。

使わなかったものは処分しました。

引き出物をくれた人たちも,僕たちの重荷になってまで残して欲しいとは思ってないはず

写真はときめくものを選んで残す

こんまりメソッドは「捨てるのではなく残すものを選ぶ」ことが本質。

でも最初これがピンとこなかったんですよね。

モノと向き合って,いらないものを捨てるということをしていると,残すという感覚はよくわかりませんでした。

しかし,子どもの写真(幼稚園の行事の写真)をアルバムに整理しているときに気づきました。

幼稚園の行事の写真は4年間で大量にあります。

買うたびににアルバムに整理してなかったので,卒園してからまとめて整理したのですが,このときに持っているアルバムに収まるまで処分すると考えると「ときめくものを選んで残す」ことを自然とやっていました。

160枚収納できる1冊のアルバムに納めようとすると「幼稚園での我が子TOP160」を選ばないといけません

この作業はかなり楽しかったんですよね。

「捨てるより残す」の楽しさを実感した出来事でした。

何が言いたいのかというと,「選ぶ」という感覚を掴みたいのであれば,「持ってる服TOP3は何か」「これとこれならどちらがときめくか」など「比較する」ことで選ぶことがわかってきます。

皆さん,別にパンは爆発しませんからね!

このセリフは,こんまりさんのお客様のセリフです。

このお客様はパン教室の先生をやっている人で,こんまりさんもそのパン教室に通い出したそうです。

こんまりさんも他の生徒さんも,先生にかなり細かく質問などをしたときに言われた言葉が「皆さん,別にパンは爆発しませんからね!」でした。

多少,材料の配合が変わってもパンはパン。

味も変わるかもしれませんし,失敗するかもしれません。

でもそれも勉強で実験なわけです。

ミスしたら爆発するなら慎重にならなければいけませんが,そういうわけではありません。

片づけも失敗したからといって,死ぬわけではありません

片づけ中に迷い,答えがでなくても,試してみればいいのです。

どうも日本人は失敗を過度に怖れすぎる傾向があるような気がします。

そして周りも失敗を許さないようは風潮もあります。

しかし失敗から学べることはものすごく価値が高いのです。

失敗しても致命傷にならないことは積極的に失敗していくくらいでもいいと思いますね

まとめ

記事には書いてないのですが【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】には,いろんな洋服のたたみ方も画像で解説されています。

僕はこれで服のたたみ方を覚えました。

そして服をたたむ仕事は僕の担当になりました。

【人生がときめく片づけの魔法2 改訂版】は具体的な収納の仕方などがたくさん解説してくれています。

具体的な方法を学ぶことで,片づけのマインドも手に入ると思いますので,前著と合わせて読んでみてください。

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